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世は、まさに起業ブーム。
XX歳の会社が、●億円調達したなど、話題のニュースが多いです。私自身も、ニュースによく登場する起業家で、知人友人が多いのですが、彼らの共通点を探ってみたいと思います。
本気である事
成功する起業家とブームにのっかている起業家の違い。それは、「本気」かどうかです。
*ここでは、成功=スタートアップの会社を作り、投資を獲得しているなどと定義します。
成功している起業家たちは、みんな「本気」で自分の事業に取り組んでいます。
それ以外は、何もやらない!というくらい没頭しているのです。
自社のサービスを愛し、自らが一番の顧客として、サービスを利用しています。
本気のフリは、見抜かれる。
一方、成功している起業家たちの見よう見まねで、熱量を込めた「フリ」をして語っても、それは、すべて見ぬかれてしまいます。
本気で、自社のサービスを愛し
毎日自分で利用する。
それくらいの熱量があって、はじめて、人に伝播するのです。
ろくにデモも作らず、毎日「新サービスを作りたい」「俺は、こんなことをやりたい」と行っているだけでは、単なる妄想でしかありません。語れば語るほど、オオカミ少年になります。
どれくらい自社のサービスに熱狂できているでしょうか?
起業家の器量=企業の価値
多くの類似サービスが出現し、サービスの差別化が難しくなってきています。
ここで大事なのは、コトラーのマーケティング・コンセプト3.0でも語られているように、起業家の器量です。
例えば、初代iPhoneが登場した時に、スティーブ・ジョブズ以外の人が、たんたんと、原稿を読み上げていたらどうだったでしょうか?
今のような熱狂的なサービスは、生まれていたでしょうか?
実際に、iPhone、Facebook、Google、twitterの出現前にも、類似サービスは多数ありました。それでも、上記の企業が、今も活躍している理由は、なんでしょうか?
答えは、一つです。
本気かどうか?
本気の人の熱量は、伝播し、さらに本気の人を生み出します。
人は、感情の生き物です。
正攻法のマーケティング理論だけでは、成功はありえません。
もう一度問いただして下さい。
あなたの事業は、本気で生涯かけて取り組みたい事業ですか?